長崎大学教育学部

組織概要&ビジョン

学部長メッセージ

教育学部長・教育学研究科長 藤本 登

教育学部長・教育学研究科長
藤本登

教育に関心のある皆さんへ
教育学部長・教育学研究科長 藤本登
 教師(先生)は、崇高な職業であるがゆえに、社会から厳しい目を向けられますが、子ども達の内に秘めた可能性を引き出し、磨き、高め、未来を創ることができる職業です。皆さんは、そのような先生方と幼稚園から高校まで接し、先生への憧れを抱いてきたのではないでしょうか。或いは、現代社会の教育に疑問を抱き、教育の力により社会をより良くしたいという高い志を持って、教師を目指している人もいるかもしれません。
 長崎大学教育学部は、長崎県教育委員会をはじめとする教育関係機関や地域で活躍する教育関係者と連携を図りながら、学校教育に資する専門的な学びにより、即戦力となり得る教員の養成を目指しています。そのために、令和2年度より、全ての入学試験で大学入学共通テストと面接を課し、高い学力と教師への強い志望動機を持つ方を受け入れています。また大学の講義では、離島やへき地を含む公立学校等での職場体験実習、附属学校を中心とした教育実習による学びの体験を重視し、また子ども・教師や教育とは何か、その職業に必要なものは何かといった学問的知識・技能や教師として必要となる資質・能力を身につけるための講義・演習を数多く開講しています。そして、卒業時に2種類の教員免許状取得(幼児教育コースにあっては保育士を含む)の取得を課すことで、校種間連携の推進や学校の小規模化への対応など長崎県が抱える教育課題に対応し、生涯にわたって活躍できる教員の養成を目指しています。
 社会がIoTやAIによるSociety5.0、少子高齢化や地球温暖化への対応を進める中で、持続的で自然や心身が豊かな社会を実現するためには、そのような社会を創造し、その活動に主体的にかかわり、場合によっては社会を変革していけるような人材を育成することが必要です。そのために特に教師に求められる力量は、学びの場を作る力、一人一人の子どもに向き合う人間力、価値観の違いを認め合い新たな価値を創造する力等です。本学部では、幼児・小学校・中学校・特別支援教育コースの教員や地域社会が連携して、そのような力の育成に努めており、それにより皆さんの夢や志が実現できると信じています。明日の教育を創っていこうと考えている皆さん、是非、本学部で共に学び合いましょう。


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