生徒を励ますことば2001

ピロティにある黒板に書かれている生徒へのメッセージです。

第24回 11月5日(月)

 

基本を大切にしよう

 いままでに どれだけ走ったか   残すは たった四十二キロ   (高橋尚子)

 高橋選手は、酸素が薄い高地での練習を重ねて、レース直前には「たった四十二キロ」と言えるだけの絶対の自信を身につけてベルリンマラソンに臨みました。

 

 最大の武器は 何かにトライしていこうとしている自分がいることです (鈴木一朗)

日米を通じて八年連続首位打者のタイトルを獲得したイチロー選手は、小学校時代に一年間に三百六十日、毎日三時間の練習をしていたことでも有名です。

 

 基本があれば 一を百にすることだってできる (中田英寿)

 中田選手は、試合に勝つには、大切な場面で正確な判断とプレーができる技術が必要であることを主張し、人一倍基本的なプレーの練習に時間をかけているそうです。

 

 レースを楽しむかのような軽快な足運び

 ファンを魅了する冷静で正確なプレー

 味方をも惑わすようなスルーパス

 

 これらは一朝一夕にして身についたものではなく、

 日々の基本を大切にした練習のたまものなのです。

第23回 10月29日(月)

Don't put off till tomorrow what you can do today.

 これは,「今日できることを明日に延ばすな。」という意味です。

今やるべきことを,先延ばしにしている人いませんか?

もし,それがあなたなら考えてください。

あなたはいつ次のステップを踏み出せるのですか?

あなたは,その時点で自分の成長するチャンスを遅らせているのです。

一日一日をしっかり生きて,明日は今日より素敵な自分になってください。 

第22回 10月22日(月)

オンリーワンを目指して        

「ナンバーワンでなくてもいい,オンリーワンを目指して欲しい。」

 これは,盲目でありながら,あらゆる困難を乗り越え,テノール歌手として活躍されている新垣勉さんという方の言葉です。

 後期も始まり,皆さんは今,新たな目標を定め,それに向けて計画を立てていることだと思います。何かに向けて努力し,その成果を測るとき,私たちはつい,ナンバーワンであるかどうか,またはそれに近い結果を出せたかどうかということだけを大切に考えがちです。しかし,ちょっと余裕を持って視野を広げて考えたとき,あなたにしかできないこと,あなただからできることがきっとあるはずです。それはあなたの個性であり,宝物でもあるのです。

 前期の目標が達成できずに悩んでいる人も,目標を達成し新たな計画を立てている人も,今一度自分を振り返ってみてください。

 大切な宝物,見落としていませんか?

 自分しか持っていないものを探し,それを最大限に伸ばすことが,あなたを魅力ある素敵な人に成長させてくれることにつながるはずです。

第21回 10月11日(木)

「上善水の如し」

上善とは最も理想的な生き方。そういう生き方をしたいと願う水の在り方に学べ。

@極めて柔軟である。

四角の器に入れれば四角な形に変わるし,丸い器に入れれば丸い形になる。器なりに形を変えて少しも逆らわない。

Aすこぶる謙虚である。

低いところに身を置くのは誰でも嫌がることであるが,水は人の嫌がる低いところ,低いところへと流れていく。

Bものすごいエネルギーを秘めている。

急流ともなれば,かたい岩をも打ち砕いてしまう。

第20回 10月1日(月)

人はすべからく事上に在って磨くべし (中国の古典「伝習録」より)

教育実習が始まりました。

実習の先生方は,この期間中附中生とふれあいながら研修を重ねることを強く望んでいます。

本を読み,人の話を聞くことは,自分を磨く一つの方法です。

実習の先生方はそれで終わりとせず,「事上」で自分を鍛えようとしているのです。

実践の中で自己を磨こうとしているのです。

さて,附中生である皆さんはいかがですか。

授業に積極的に参加していますか。

自分を磨こうとしていますか。

心落ち着く秋の日の新たな出会いの中で,より高きを目指して学習に励んでほしいものです。

第19回 9月25日(火)

 

 

秋の夜長

 秋分の日も過ぎ,日が暮れるのが早くなってきました。

ところで皆さんは,「秋」と聞いて,何を連想しますか。

スポーツ,食欲,読書,芸術,などなど,いろいろと思い浮かぶことでしょう。

 日本には四季があり,それぞれの季節を味わうことができます。

皆さんはどのような秋を味わうのでしょうか。

併せて,秋は前期のまとめの時期でもあります。

この時期は,春から夏にかけて蒔いた種が,実をつける時期でもあります。

今年度になり,取り組んできたことが成果となって現れる時期でもあります。

 まだまだ実が熟していない人は,やり方を振り返り,どこがよくなかったのか,何が足りないのかをじっくり考えて行動する季節としてください。一方,だいたい成果が現れてきた人には,さらなる発展を期待します。

 鈴虫などに耳を傾けながら,日本の秋をじっくり味わってください。

 今年はどんな発見があるでしょうか。

第18回 9月17日(月)

楽しかった思い出はいつまでも心の中に…

学んだ多くのことは,これからの生活の中で…

   知らない街を仲間と訪れ

   さまざまな経験をしたことが

   どんなときでも足を一歩踏み出す勇気と

   自分たちの生活をより充実させる知恵を与えてくれますように!

(修学旅行,体験学習を終えて)

第17回 9月10日(月)

地域体験学習

 長崎市を離れ,1年生は島原へ,2年生は福岡へ,3年生は京都方面への学習に出かけます。

 その地には,普段の生活では体験できない自然や古(いにしえ)及び未来の文化とのふれあいがあります。

 その地では,級友やさまざまな人たちとの交流が待っています。

 今まで気づかなかった級友の新たな一面,今まで知らなかった地域独特の考え方や生き方。

 皆さんには,そんな文化や人々と接し,さらに人間的に成長してほしいものです。

 いよいよ出発,一つでも多くの良き思い出を作りましょう。

 いい旅を…

 そして無事に…

第16回 9月1日(土)

「早寝早起き」

 長く,暑かった夏休みも終わり,前期末の学校生活に入りました。

朝の目覚めはいかがですか。

何となく,夜遅くまで起きていませんか。

「おはよう」「いただきます」「行って来ます」等,朝の会話はありますか。

制服に着替えて登校し,8時20分からの朝自習。そして,授業。

授業始めの「お願いします!」の言葉を,自分自身を励ます意味でみんなで元気よく言いたいものです。

「早寝早起き」

小さい頃から教えられたこの言葉を守り,さわやかな朝のスタートを!

夏休み

 
第15回 7月16日(月)

   

 

第14回 7月9日(月)

思いやりの心を学ぶ

思いやりの心を育てる

人を思いやるとはどのようなことでしょうか。

 礼儀正しく振る舞うことで,相手を思いやっているように見せかけたりしますが,それは本当の思いやりではありません。人を思いやるとは,その人を敬い,優しくすることです。それは,毎日のちょっとした仕草に表れるものです。

 人を思いやることは,ありのままにその人を受け入れ,その人の気持ちを尊重し,時には自分の気持ちよりも優先させることなのです。友人や家族に対して思いやりに欠ける行動をしてしまったときには,率直に謝らなければなりません。そうすれば,相手も許してくれることでしょう。人を思いやる心を終生育てていきたいものです。

第13回 7月2日(月) 「知って行わざるは,知らざると同じ」

 これは,貝原益軒の言葉です。物事のどおりや知識を得ても,それを生かし,実行しなければ,知らないのと同じであるということです。

 今週は,生活向上週間,美化週間です。皆さんは,この週間をどのように受け止め,どのような活動を行っていますか。

 知っていても,実行しなければ,知らないことと同じです。一人一人が,今週の取組を意識し,自分なりに考え実行に移すことで,この一週間を実りのある週にしていきましょう。

第12回 6月25日(月)

梅雨

 うっとうしい,長雨が続いていますね。

 みなさんは,なぜ,この季節のことを梅雨(ばいう),「うめのあめ」と言うのか知っていますか。

 「梅雨」という言葉は中国から入ってきたもので,梅の実が実る季節がもとになっていると言われています。一説には,「黴雨(ばいう)」つまりカビの生える季節から来たも言われています。

 私たちにとって,いやな季節ですが,生物にとっては欠かすことができない季節です。この時期には,生物にとって必要な水が十分に山や森に蓄えられます。そして,最も太陽が強く照りつける夏に備えるのです。夏の強い陽ざしと貯えられた水をもとにして,植物は盛んに光合成を行って大きく成長し,それが動物にとっても豊富なえさとなります。

 私たちも,次の季節での大きな成長を目指して,このうっとうしい梅雨を乗り切りたいものです。

「黴雨」の「黴」は,カビの意味です。

第11回 6月18日(月)

僕がありをみると

ありも僕をみる

 自分は他者をどのように見つめ

 他者は自分をどのように感じているのだろうか

 時折,考えてみることもいいかな。

第10回 6月11日(月)

中総体では日頃の練習の成果を十分発揮できましたか。

Although I'm retiring, this is not the end, but a new beginning for me.

(引退しますが,これは終わりではなく,私にとって新しい始まりです。)

これは,日本人でテニスの世界ランキングトップ10に入るという快挙を成し遂げた伊達公子さんが,アメリカで引退記者会見を行った時の言葉です。

 一つの終わりは,何か新しいことの始まりです。中総体が終わり,1年生と2年生は次の試合に向けて,3年生は高校生活の準備に,それぞれが次のステップに向けてスタートです。

第9回 6月4日(月) 漢字のマジック −「一」つの力−

 あたたかな陽ざしが涼しい風を通り抜ける季節がやってきました。夏の香りがします。いよいよ土曜日から中総体が始まります。各部とも優勝という目標に向かって,一丸となって頑張っていることでしょう。

 そのような中でも,練習がきつくてつらいな,と思ってしまうことがあるかも知れません。しかし,そのつらいと感じることを精一杯努力し,乗り越えていくことで初めて楽しく,そして幸せな結果が得られるのだと思います。

 皆さんのそばに思い悩んで困っている人,またはつらい思いをしている人はいませんか。そんなときは,どうぞ思いやりを持って,その人に手をさしのべてください。その人のつらいという気持ちも,やがて幸せな気持ちへと変わっていくことでしょう。

 精一杯の努力,たったひとつの思いやりが,「辛」いということを,「幸」せなことへと変えていけるのです。

第8回 5月28日(月) 雨降って地固まる

みなさんがよく知っていることわざのひとつでしょう。

「友達とlけんかしてしまった」

「中総体前にスランプにおちいっている」など

毎日の生活の中では,うまくいくことばかりではありません。

でも,逃げてしまいたくなるような困難や試練も

ちょっとだけ見方を変えて,

”自分を成長させるいいチャンス”と考えれば,

”今,何をするべきなのか”という答が,

案外見つかるかも知れませんよ。

第7回 5月22日(火)

 

 

 

  

竹   萩原朔太郎

光る地面に竹が生え、

青竹が生え、

地下には竹の根が生え、

根がしだいにほそらみ、

根の先より繊毛が生え、

かすかにけぶる繊毛が生え、

かすかにふるえ。

 

かたき地面に竹が生え、

地上にするどく竹が生え、

まつしぐらに竹が生え、

凍れる節節りんりんと、

青空のもとに竹が生え、

竹、竹、竹が生え。

長崎市中総体も,もうすぐです。

自己を鋭く見つめ,

目標に向けてまっしぐらに,

勇ましく,りんりんとした姿を期待します。

第6回 5月14日(月)

 使ったら増えるもの?

  お金は使えば減りますね。靴でも家でもどんな品物でも長く使えば古くなり,痛んできます。使えば使うほど減る。これは物(目に見える)の世界の原則です。ところが,これとは別の世界があるのです。

 たとえば,あなたがバスの中で立っている人に席を譲ったら,あなたが座る席はなくなりますが,あなたがその人にした親切はなくなりません。それどころか,お礼を言われて,次も席を譲ろうと思ったり,その人が他の人に席を譲ったりと,親切は増えていきます。他にも,笑顔であいさつをされるとつい笑顔になってしまい,笑顔や何か嬉しい気持ちでいっぱいになったりします。

 使えば使うほど増える。使えばますます磨かれ美しくなる。これは,いわば心(目に見えない)の世界の原則です。

 ですから,用心しなければならないのは,マイナスの心を持つとマイナスの心が増えると言うことです。自分の中にも,他の人の心の中にも…。そうならないように,むしろプラスの心が殖えるようにしたいものです。

 みなさんは,この附中をどんなソウル(心)でいっぱいにしますか?

第5回 5月7日(月)

 

 風薫る五月グラウンドから応援練習の声が響き,

校内が附中祭「春」一色に変わる,

私はこの季節がとても好きです。

自分たちの手で何かを創り上げようとする,

真剣でひたむきな姿はとても頼もしく,

教室では見ることのできない皆さんを見ることができます。

 

三年生は,附中のリーダーとして,一,二年生を力強く引っ張ってください。そして,すべてにおいて模範を示してください。

二年生は,三年生を支えるとともに,リーダーとしての三年生の姿を目に焼き付けてください。来年のリーダーは君たちです。

一年生は,一年生らしい明るさで,一生懸命に取り組んでください。そして,附中の伝統をしっかり感じ取ってください。

 

行進,競技,応援,そして係の仕事,それぞれに「附中魂」が輝き,

今年も,多くの感動と,ちょっとまぶしい皆さんに会えるのを楽しみにしています。

第4回 5月1日(火)

 

 

 年間を通じて,最も快適な季節の五月。さわやかな風が新緑の木立の間を吹き抜けていきます。

 五月三日は「憲法記念日」です。一九四七年,五月三日から施行されました。みなさんは,この憲法の三つの柱を知っていますか。「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三つです。これらは,私たちの生活の中にも深く関わっています。

 附属中学校の教育目標の中に「人間として尊重し,友に高め合う」という部分があります。このことを意識しながら生活してみましょう。学級活動,附中祭「春」への取組,中総体に向けての部活動などで,ともに高め合う姿がたくさん見られることを期待しています。 

第3回 4月23日(月) 

 附中祭「春」への取組が始まりました。先週の話し合いでは,数多くの人が実行委員,各係に進んで立候補したと聞いています。これからの取組が楽しみです。

 附中祭「春」当日までには,さまざまな仕事分担があると思いますが,学年を越えてみんなで協力し,一歩一歩着実に準備を進めていきましょう。

第2回 4月16日(月)

何方をも捨てじと心にとり持ちては

             一事も成るべからず

 

 これは,「徒然草」の著者である吉田兼好の言葉です。「何でもかんでも手をつけていては,どれも中途半端に終わり完成しない」という意味です。

 新学期で大変忙しい人もいるかも知れませんが,よく整理して重要なものから順に取り組んでいきましょう。

 どれが重要で,どれから取り組めばよいのかわからないときは,よく相談してみましょう。

第1回 4月9日(月)

 

 

 

入学,進級おめでとう

新しい一歩が始まります

みなさんは,これからの一年間の自分の姿をどのように心に描いていますか

生き生きと仲間と活動する自分

黙々と何かをやり続けている自分

いろいろな自分の姿に期待をして,力強く歩み始めましょう

白い馬               高田敏子 詩

 

波のうしろをはしる波

波のまえをはしる波

海には白い馬が群れている

春の朝

白い馬は陸にかけあがり

少年たちの姿になって

はしりつづける

やがてその若い光の一列が

みさきのほうへ曲がっていく

生徒を励ますことば2000

昨年度の分は,現在少しずつ作成中です。

第1回 4月10日(月)  
第2回 4月17日(月)

唯今がそのとき、

そのときが唯今

 

 新年度が始まって、一週間が過ぎました。新しい学年になり、新たな決意をし、その実現に向かって、取り組みを始めていることと思います。その決意を実行していくに当たり、考えてほしいことがあります。

 皆さんは、しなければならないことに対して、どのような決意をし、実行に移していますか。試験勉強を例に挙げて考えてみましょう。あなたは、試験が一週間先であった場合、すぐに計画を立てて学習を始める方ですか。それとも、「まだまだ先のことだから、数日前になって取り組んでも大丈夫」と考えて、後回しにする方ですか。

 「葉隠れ」という本の中に、「唯今(ただいま)がそのとき、そのときが唯今」という言葉があります。この言葉には、「いざというときが今で、今がいざというときである」という意味があります。つまり、まだまだ先が長いと思っていても、あっという間にそのときがやってくるので、準備は怠りなくやっておくことが大切ということなのです。例えば、けがや病気をして、本来の力を出せないままに、その日を迎えるということがあります。また、テレビを見てからとかゲームをしてから実行しようと考えても、ついつい時間を浪費してしまって、結局は十分に取り組めなかったりということもあるでしょう。

 次に、計画を立てるときに考えてほしいことがあります。私たちは、ついつい自分のベストの状態で、計画を立ててしまうことがあります。「二、三日くらい睡眠時間は三、四時間でも大丈夫だから、十二時になったら勉強を始めよう。」とか、「仮眠をとって、朝三時に起きてから勉強しよう。」と考えて取り組んだことがある人もいると思います。多分、満足がいく取組ができた人は、少ないのではないかと思います。

 つまり、計画を立て、実行するときは、急用や病気になっても困らないように、日程も内容も余裕を持って行うことが大切なのです。

第3回 4月24日(月)

雨垂れ石を穿つ

 

 「雨垂れ石を穿つ」

 これは、知ってのとおり、ぽたりぽたりと軒先などから落ちる雨垂れも、長い間には下にある石に穴をあけるということで、根気強く、粘り強く、継続して、長い時間、頑張れば困難と思われることも克服できるという意味が込められています。

 皆さんには、無限の可能性があります。志をしっかりと持って、努力を積み重ねてください。

本物は続く・・・

続ければ 本物になる・・・

 第4回 5月1日(月)

すぐ近くにある

「しあわせ」

行きたい所のある人、

行くあてのある人、

行かなければならないところのある人、

それはしあわせです。

 

(中略)

行くところのある人

何かを待ち

何かに待たれる人はとにかくしあわせ

 

(後略)

石垣りん 「仲間」より

 

この言葉から考えてみると、

君たちも「しあわせ」ですよね。

 

なぜなら,

連休真っ直中の今、

休み明けに、君たちが登校してくることを、

私たち教官は待っていましたし、

次の休み明けも、再び待っています。

連休が終わると、教育実習の先生方も、

附中生の登校を楽しみに待っています。

附中祭「春」も待っています。

 

さて、この附中は、君たちにとって

「行きたい所」ですか、

「行かなければならない所」ですか。

 

いずれにしろ君たちは

「しあわせ」であり、

しかも、「何かに待たれる人」なのですから、

ますます「しあわせ」です。

さらには、附中が「行きたい所」であったなら素敵ですね。

第5回 5月8日(月)

今朝は雲がまばゆかった

今朝は雲が・・・

今朝は

雲がたいそうまばゆかった

朝の太陽に

きらきら輝いて

それは二度とない

今日という日の朗らかなめざめ

明るい陽の中で

花は笑い

緑の木々はざわめく

薄緑の若葉をわたる風 緑の風

「お願いします」 「ありがとうございました」

一年生の教室で 運動場で

さわやかな声が風の中ではずむ

ピチピチと踊るように

「ありがとう」の一声がその子を美しく見せ

相手の心も明るく照らす

柔らかい春の夕暮れの中を

「さようなら」「さようなら」と

声をかけながら家路につく

今日の充実と明日への思いを胸に

第6回 5月15日(月)

苦悩の後に・・・

早朝から、歓喜に満ちた声が響く

三年生にとっては、最後の附中祭「春」

応援団長を筆頭に、全員が輝いている。

一年生にとっては、最初の附中祭「春」

緊張しながらも、元気溢れる甲高い声が響いている。

 

人が一生懸命に一途に取り組む姿は、美しく

人を感動させる。

 

夕方遅く、迫力ある声が響く

「声が小さい、もう少し大きな声で・・・」

応援リーダーは、心を鬼にして、勝利への想いを込める。

心が痛くなる。

心が重くなる。

そして、一人一人の心が、また一歩成長していく。

 

附中生が輝く、附中祭「春」

 日々の練習で悩み、苦しみ

 本番では思う存分感動を味わおう

 

がんばれ 附中の子らよ。

第7回 5月22日(月)

「終わり」は「始まり」

附中祭「春」・・・終わる→始まる

 伝統は継ぐものであり

 創るものである

 

附中祭「春」はまさに古き伝統を伝え

それに新しい風を吹き込むことのできる行事です

一人一人のエネルギーが

ひとつの大きな力となっていく様子に

感心し 感動しました

 

今年度の附中祭「春」は終わりましたが

次回に向けてのスタートは切られています

 

あなた方は何を伝え

何を創っていきますか

第8回 5月29日(月)

何のために・・・

 

 

何のために・・・

 

腕立て伏せのかけ声が響く。

腕が肩が熱くなり悲鳴を上げる。

それでもえいっと声を絞り、

額に汗を光らせながら頭を上げる。

なぜ、こんなに苦しいのに、

なぜ、身体は嫌だと言っているのに、

そんな思いをしてまで続けるのだろう。

 

その答えの一つが見つかる日が、もうすぐやってくる。

夏の暑さに耐えながら走り、

冬の寒さの中で声をかけながら、

ひたすら何かを追いかけた、

そんな日々の答えが。

 

力の限り、今までの思いを込め、

楽しみながら、しあわせな時間を過ごしたい。

中総体、その中には無数のドラマがある。

第9回 6月5日(月)

「縁の下の力持ち」

 中総体まで残りわずか・・・

選手の皆さんが、毎日のように練習に励み、

汗を流している姿に感動を覚えます。

 しかし、汗を流しているのは選手ばかりではありません。

ボール拾い、器具の準備、コート整備、声援・・・。

表には見えにくい陰の力がそこにあります。

 選手以外の部員の力や、みんなの応援があってこそ、

選手も最大限の力を発揮できるのです。

 

 中総体、一丸となった附中魂を見せてください。

第10回 6月12日(月)

中総体で学んだこと

中総体で学んだこと

 

基本の大切さ

 それを身につけることの難しさ

自分を信じ

 仲間を信じることのすばらしさ

技や身体とともに

 心を磨くことの大切さ

そして

 本物の努力をする者のみが

 本物の感動を味わえるということ

 

選手の皆さん

 たくさんの感動をありがとうございました

 

 

第28回  12月11日(月)

残心

「残心」とは,剣道で使われる言葉で,「ざんしん」と読みます。打突の後,体勢を崩したり,気を抜いたりしないことの大切さを表すことばです。

 

この「残心」が不十分でだと,試合でも「一本」にはなりません。冬休みを前にした今,この一年を締めくくるためにも,「残心」を大事にしたいものです。