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| 研究の目的 | |||
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| 報告その他 | |||
長崎大学教育学部では,医学部や環境科学部その他の先生方と共に,有志の先生方を中心にして「ヒト遺伝子解析時代の教育に関する基礎的研究」と題する研究を行ないました。これまでの研究報告の一部を下記に紹介します。 (1)学会誌等 T. Kondoh, T. Matsumoto, S. Izumi, N. Niikawa, H. Moriuchi, T. Ishimaru, Genetic Counseling System in Nagasaki University Hospital and Genetic Services in Nagasaki Prefecture - Now and Future. Clin Pediatr Endocrinol 11: 1-7, 2002 近藤達郎,松本 正「プライマリーヘルスケアと遺伝カウンセリング」,ゲノム医学. 2(5):79-84, 2002. 近藤達郎「遺伝子診療の現状」,臨床病理 50(12): 1107-1116, 2002. 近藤達郎,天本なぎさ,濱田仁美,森内浩幸,中島幹郎,相川勝代,田中龍彦,青木瑞惠「アルツハイマー治療薬 Donepezilによるダウン症候群患者の日常能力改善に関する研究」,長崎県医師会報 686, 64-65, 2003. 近藤達郎,和泉志津子,松本 正,石丸忠之「我が国における遺伝医療に関する状況及び長崎大学医学部附属病院遺伝カウンセリング室の現状」,長崎県小児科医会会報 97-105, 2003. 近藤達郎,石丸忠之「患者・家族への心理的・社会的サポート−遺伝カウンセリング室における患者・家族へのサポート−」,病院 62: 300-303, 2003. 近藤達郎「小児科診療における遺伝カウンセリング」,今日の小児治療指針 第13版: 148-149,2003. 近藤達郎,松本 正「米国の遺伝医療,遺伝サービス,及び遺伝教育の現状」,長崎大学医学部保健学科紀要 16(1): 31-35, 2003. 松本正,堀井健一,近藤達郎「「遺伝相談(カウンセリング)」公開講座を実施して」,長崎大学医学部保健学科紀要 16(2): 87-89,2003 橋本健夫「学習の総合化は理科学習を深化させるか」日本理科教育学会50周年記念大会誌,2002年,pp. 83-84 橋本健夫「総合的な学習の実践から考える理科の役割」日本科学教育学会年年会論文集26,2002年,pp. 291-292 橋本健夫「教科学習と総合的な学習に関する一考察」長崎大学教育学部紀要−教科教育学−第40号,2003年,pp. 15-29 橋本健夫「理科学習における先端科学の組み込みに関する一つの試み」日本理科教育学会全国大会発表論文集1,2003年,pp. 175-176 橋本健夫「健康をテーマとした総合的な学習の構築と実践」日本生活科・総合的学習教育学会第12回年会論文集,2003年,p. 167 橋本健夫「総合的な学習による学力の質的向上」日本理科教育学会編「理科の教育」No. 619,2004年,pp. 13-15 Kohtaro KAMIZONO(上薗恒太郎),Consciousness of "evolution" and "human gene" in German high school students,長崎大学教育学部紀要 教育科学 第66号,2004年3月,pp. 1-10 平田勝政「日本における優生学の障害者教育・福祉分野への影響―日本の知的障害者施設経営者への優生学の影響と断種問題」中村満紀男編『平成11〜13年度 科学研究費補助金 基盤研究(A)(1) 研究成果報告書 20世紀優生学が障害者の生存・生活・教育に及ぼした影響に関する総合的研究』2002年, 351-365頁 平田勝政「大日本優生会の研究」『長崎大学教育学部紀要−教育科学−』63号,2002年,15-29頁 平田勝政「第VIII章 日本における優生学の障害者教育・福祉への影響──知的障害を中心に──」,中村満紀男編著『優生学と障害者』(明石書店,2004年)629-654頁 篠原駿一郎,波多江忠彦編『生と死の倫理学――よく生きるためのバイオエシックス入門』(ナカニシヤ出版,2002年) 篠原駿一郎「遺伝医学における倫理的諸問題に関するガイドラインについて」『日本遺伝子カウンセリング学会誌』.23-2号,2003年,109-113頁 篠原駿一郎「生命倫理の理想と現実」『日本生命倫理学会ニューズレター』24号(第14回日本生命倫理学会年次大会座長報告集),2003年,10-11頁 谷川昌幸「生命詐取,または途上国生命資源の不公正取得」,長崎大学教育学部社会科学論叢 第64号,2004年,1−16頁 早島理・佐藤浩「ヒト・ゲノムに関するアンケート調査結果報告 −滋賀医科大学医学科第1学年を対象に−」,滋賀医科大学基礎学研究 No.12,2003,3,p. 1-10 早島理・シロガマ・頼富本宏「シンポジウム 密教の展望−現代社会と密教「福祉・共生・生命」−」,密教学研究 35,2003,3,p. 113-152 横尾美智代・早島理・佐藤浩「ヒト・ゲノムに関するアンケート調査結果報告,その2 −滋賀医科大学医学科第1学年を対象に−」,滋賀医科大学基礎学研究 No.13 2004,3 掲載予定 堀井健一「遺伝子解析問題で問われる学校教育界の将来」『教育実践研究指導センター紀要』(長崎大学教育学部附属教育実践研究指導センター)3号,2001年,1−5頁 堀井健一「遺伝子治療と学校教育に関するアンケート調査について」『教育実践総合センター紀要』(長崎大学教育学部附属教育実践総合センター)1号,2002年,1−6頁 堀井健一「遺伝子問題の要点と遺伝教育の必要性について」教育実践総合センター紀要(長崎大学教育学部附属教育実践総合センター)2号,2003年,9−14頁 堀井健一「遺伝教育におけるハーディ=ワインバーグの法則の意義とその理解を支援する工夫の一試案について」教育実践総合センター紀要(長崎大学教育学部附属教育実践総合センター)2号,2003年,15−19頁 堀井健一「『遺伝教育』のあり方を高等学校『倫理』・『現代社会』教科書の記述内容を概観しながら考える」教育実践総合センター紀要(長崎大学教育学部附属教育実践総合センター)3号,2004年,31−49頁 *上記の論文は,2003年から使用された「倫理」教科書の全8冊と「現代社会」教科書の全15冊に掲載された「遺伝」関連の用語・語句を調査して一覧表にし,考察を加えた。その結果,「倫理」・「現代社会」教科書においては,昨今のヒトゲノム関係の諸問題の報道の影響から「ヒトの遺伝」の問題が大いに取り上げられていることが分かった。そのために,「生物I」の教科書が学習指導要領による制約からDNAのアデニン,グアニン,シトシン,チミンという塩基名を記載していないのに対して,「現代社会」教科書の4冊がその塩基名を記載している(そのうち1冊は本文の中で記載している)という奇妙な現象が見られた。また,「生物I」教科書はすべて,「染色体地図」の例としてキイロショウジョウバエのものを掲載しているが,「現代社会」の教科書1冊は「ヒトの染色体地図」の例(1番,X,Y染色体)を掲載しており,この点を鑑みると,「生物I」教科書は「倫理」・「現代社会」教科書と比べて「ヒトの遺伝」についての記述が少ない印象を得た。その他,いくつかの批評を試みた。 堀井健一「ヒトの遺伝と学習指導要領について」教育実践総合センター紀要(長崎大学教育学部附属教育実践総合センター)4号,2005年,13−21頁 長崎遺伝倫理研究会編『遺伝カウンセリングを倫理する ケーススタディ』(診断と治療社,2005年,ISBN 4-7878-1411-7) (2)講演その他* 新川詔夫,第1回ゲノム広場(市民向けゲノム研究展示),エルガーラ,福岡市,2002年11月16日(土)−17日(日)(展示) 新川詔夫,シンポジウム「ゲノム医科学:研究から診療へ,その問題点を考える」2002年11月29日(金) 新大阪イベントホール レ・ルミエール 新川詔夫,第26回日本医学会総会(2003年4月4 - 6日,福岡市国際会議場) シンポジウム・パネル「ゲノム時代の倫理 - 遺伝学的検査と遺伝サービスの今後の方向性・遺伝情報の管理と誤用」 新川詔夫,高大連携授業「遺伝子研究と医学生命倫理」長崎大学先導生命科学研究支援センター,2003年8月15日(金) 新川詔夫,オーダーメイド医療を考える公開シンポジウム:オーダーメイド医療と医学生命倫理。2003年10月10日(金) 博多 電気ホール 新川詔夫,第2回ゲノム広場(市民向けゲノム研究展示C20「骨粗鬆症の発症に関係する遺伝子LRP5」),エルガーラ,福岡市,2003年11月1日(土)−2日(日)(展示) 近藤達郎「長崎大学遺伝カウンセリング室の現況」,長崎大学医学部分子医療部門原爆症に関する調査研究班主催「原爆放射線の遺伝的影響に関する生命倫理市民シンポジウム,第2部 遺伝子(ゲノム)解析に関わる生命倫理とそれに関連する話題」2001年2月11日(日),長崎大学医学部ポンペ会館 近藤達郎,「遺伝カウンセリングの現状と問題点」,長崎大学公開講座「遺伝相談(カウンセリング)について」,長崎市市民会館アマランス,2003年5月31日(土) 近藤達郎,「長崎県における遺伝カウンセリングの現状と問題点」,長崎県母性衛生学会 教育講演,長崎,2003年7月6日 近藤達郎,「長崎県における遺伝カウンセリング体制の現状と問題点」,日本小児科学会セミナー,長崎,2003年9月14日 近藤達郎,「遺伝カウンセリング室からみた市民の遺伝観とその問題点」,日本人類遺伝学会第48回大会 市民フォーラム「遺伝医学と教育」,長崎ブリックホール大ホール,2003年10月24日(金) 近藤達郎,「遺伝カウンセリングの現状と問題点」,大分県新生児医療連絡会 特別講演,大分,2003年11月22日 上薗恒太郎,「ヒトゲノムの意識と道徳教育」,日本人類遺伝学会第48回大会 市民フォーラム「遺伝医学と教育」,2003年10月24日(金),長崎ブリックホール大ホール 篠原駿一郎「医学と文化」,長崎大学医学部分子医療部門原爆症に関する調査研究班主催「原爆放射線の遺伝的影響に関する生命倫理市民シンポジウム,第1部 一般生命倫理を考える」2001年2月11日(日),長崎大学医学部ポンペ会館 早島理,日本密教学会第35回学術大会シンポジウムテーマ「現代社会と密教,-- 福祉・共生・生命」2002年10月18日,京都市種智院大学(パネラーとして「生命」についての基調報告と意見発表) 早島理,平成14年度「近畿ブロック助産師講習会」シンポジウム「共に生きる」,2002年10月31日,大津市ピアザ淡海県民交流センター(基調講演 並びに シンポジウムにて意見発表) 早島理,平成14年度大阪教育大学付属高等学校池田校舎PTA講演会 テーマ「いのちのネットワーク,インド思想に聞く」,2002年11月2日,大阪教育大学付属高校池田校舎 早島理,宗教倫理学会 「生命倫理からの問いかけ」第1回研究会 テーマ「先端医療の諸問題」,2003年3月25日,キャンパスプラザ京都 早島理,種智院大学公開講座 テーマ「仏教と生命倫理」,2003年5月24日,キャンパスプラザ京都 堀 井健一「遺伝子解析問題で問われる学校教育の将来」(口頭発表),長崎大学医学部分子医療部門原爆症に関する調査研究班主催「原爆放射線の遺伝的影響に関 する生命倫理市民シンポジウム,第2部 遺伝子(ゲノム)解析に関わる生命倫理とそれに関連する話題」2001年2月11日(日),長崎大学医学部ポンペ 会館 堀井健一,「遺伝教育の現状と展望」,長崎大学公開講座「遺伝相談(カウンセリング)について」, 長崎市市民会館アマランス,2003年5月31日(土) * 「講演その他」を掲載した理由は,研究主題が先進的であり各種の情報発信・啓蒙活動がなされたからである。 なお,2002−03年度科学研究費補助金基盤研究(B)(2)「ヒト遺伝子解析時代の教育に関する基礎的研究」では,科研費研究で義務づけられた研究成果報告書を作製するだけでなく,学校現場の教師向けにヒト遺伝子解析時代の教育に関する基礎的研究会編『ヒト遺伝子解析時代の教育資料集』(2004年2月)を作製して,2004年3月下旬に長崎市内(当時)の中学校34校と長崎市とその近郊の高校37校に配布し,本研究の成果を速やかに地元の教育界に伝えました。下の写真のうち左が研究成果報告書,右の青色の冊子が教育資料集です。 ![]() |
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