唐寺
唐寺設立の理由
1613年、幕府によってキリスト教禁止令が全国に発布された。キリスト教徒ではないことを証明するために、日本人は皆どこかの寺の檀家とならなければならないとする寺請制度も出された。これは市内に散在していた唐人とて例外ではなかった。しかし、唐人にとって檀家となれるような寺は悟真寺だけであった。そこで、唐人のための寺を唐人によって建てようとする動きが出てきた。そうして、1620年に初の唐寺である興福寺が建てられ、初代住職として真円が唐より招かれたのである。その後、福済寺、崇福寺が出身地ごとの唐人らによって建てられていき、そのつど唐から高僧が招かれたのである。