孔子廟




儒学の祖、孔子の遺品を祭ったことに、元を発する孔子廟は、長崎では、1893年に創建された。以来、改築を重ね、1982年に中国政府の多大な助力を得て、日本で唯一、中国人による孔子廟となった。廟内の瓦などに見られる黄色は皇帝の色を、朱色は魔除けと慶びを表している。9月28日には孔子祭が執り行なわれ、華僑の人だけでなく、多くの見物人であふれる。

大成殿

孔子廟の本殿で、孔子を祭っている。その手前左右には麒麟の像がひかえている。


72賢人像

大成殿前の広場に立ち並ぶ等身大の代理石像。北京美術工場で彫刻された。すべて孔子の高弟で、六芸(礼、楽、射、御、書、数)に通じている賢人で歴代の学者。


儀門

本廟の正面玄関で、孔子廟では内大門である。反り返る曲線の屋根は独特。


長崎孔子廟中国歴代博物館

ここの2階には、北京故宮博物院から提供された宮廷の文物が展示されている。明、清時代の物が中心で、当時の皇室そのものを思わせるような宮廷芸術の数々が静かに置かれている。3階には、中国歴代博物館より提供された古代文物が展示されている。古代文明の栄えた頃の遺跡から、年代を追って王朝別に展示公開している。1年毎に、展示品は入れ替えられるので、何度でも来る価値がある。


孔子廟改築の記念に中国政府から贈られた、中国の石。