担当者 野上 舞

五、本時の学習指導
(1) ねらい
日なたと日かげの温度結果を表す活動を通して、多様な表現方法があることに気づき、折れ線グラフに 対する疑問や欲求をもとに、学習計画を立てることができる。
(2) 展開  
過程
授業のしくみ
時間
子供の取り組み
教材と教師のはたらきかけ







1、温度の変化に気づき、
 グラフを用いて
 表現しようとする。

 

 

 

 

 

 

2、表やグラフを作る。

 

 

 

 

 

 

3、結果を話し合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4、折れ線グラフについて
これから学習したいことを
確認する。

 

 

 

 

学習材(1)
温度カード@

 

 

学習材(2)
温度カードA

 

 

学習材(3)
ワークシート
(温度カード)

 

 

学習材(4)
ヒントカード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●学習材(1)を提示すると、子どもは数値群に大小が
あること、 温度を表していることを発言してくるであろ
う。これらの発言を認めながら、 学習材(1)が11月
17日の朝7時から夕方5時まで、1時間ごとに測った
日なたの温度であることを知らせる。 次に、学習材(2)
を提示すると、子どもは学習材(1)と学習材(2)の
温度が別のものであることに気づくであろう。 こうした
子どもに、11月17日の日かげの温度で学習材(1)
と同様に測ったものであることを知らせ、 「この二つの
温度を見て、どんな事が分かりますか?」と、問いかけ
る。子どもは下記のような発言をしてくるであろう。
・最初のほうは、変化が多いです。
・同じように上がったり下がったりしています。
・両方とも13時に温度が高くなっています。
・その他
これらの発言を受け、「分かりやすく表せないかな」と、
問いかける。子どもは、グラフや表を用いる方法を述べ
てくるであろう。 そこで、本時の学習問題「分かりやす
く表そう。」を設定する。その後、学習材(3)を配布
し作業に移るように促す。


●ここでは、次のような視点をもとに机間指導を行い、
子どものグラフのかき方や活動状況を把握する。
・どんな表し方しているか。(グラフ・表)
・目もりの取り方はどのようにしているか。
表現活動が分からず活動が停滞している子どもに対して
は、学習材(4)を配布し、意欲を持って活動できるよ
うにする。

●作業の後、自分が表現した方法を友達に紹介すること
で、子どもは、友達がかいたものも見てみたいという欲
求が起こってくるであろう。 そこで、友達のかいたもの
を見比べる時間を取ることで、次のような発言をしてく
るであろう。 ・○○君と同じグラフをかいていました。
・棒グラフ以外でかいている友達がいました。
・○○さんと同じグラフがかいてみたいです。
・グラフのかき方を知りたいです。
・グラフの名前が知りたいです。
・その他
ここでは、子どもの気づきから紹介された表やグラフを
黒板に掲示していく。棒グラフでしか表せないと思って
いた子どもは、 棒グラフ以外でかく方法があることに気
づくであろう。しかしながら、グラフの名称や目的・棒
グラフとの違いについては曖昧であることが予想され
る。 そこで「この二つのグラフを比べて見よう。」と、
投げかけを行う。子どもは、以下のような発言をしてく
るであろう。
・棒と折れ線になっている。
・棒グラフはそれぞれの違いは分かるけど、折れ線グ
ラフは変化が分かる。
・棒グラフは一つ一つ別れているけど、折れ線グラフ
はつながっている。
・折れ線グラフは、途中の時間の温度も分かる。
・その他
こうした子どもの発言から、折れ線グラフへの興味・関
心が高まってくると考えられる。そこで、折れ線グラフ
は「どういう時にに使われているのだろうか。」と、問
いかける。子どもは、体温の変化・体重の変化・○○調
べなど、暮らしの中で見聞きしたことをもとに 発言をし
てくると思われる。ここでは、棒グラフで表せるような
ことも含めて発言してくることが予想される。子どもの
意見は認めながらも、 「本当にこうした時に使われてい
るのだろうか。」と、問えば「実際に調べてみたい。」と
いった、欲求を示してくると思われる。

●この後、本時の学習を通して、疑問に思ったこと・知
りたいこと・上手になりたいこと・やってみたいことを
メモするように促す。 子どもは、以下のような疑問や欲
求を示してくるであろう。
・グラフの名前・かき方を知りたい。
・棒グラフとの違いを知りたい。
・つかわれ方を知りたい。
・その他
これらの発言を受けて、下記のような学習計画を立案し
ていく。
・グラフのかき方をはっきりさせよう。
・棒グラフとの違いをはっきりさせよう。
・折れ線グラフを使って表そう。
・○○調べをしよう。
10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15

 

 

 

 

 

 

10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10

(3)評価
 日なたと日かげの温度結果を表す活動を通して、多様な表現方法があることに気づき、折れ線グラフ
に対する疑問や欲求をもとに、 学習計画を立てることができたかを、子どもの発言・メモをもとに評
価する。
もくじに戻る

授業のようすへ